よくある質問

今までの講座や講演でご協力頂いたアンケートの中で多くのご質問をご記入頂きました。その中で代表的なご質問の回答をご紹介します。

[Q]「森のムッレ教室」の特徴は?
[A]日本野外生活推進協会は、スウェーデン野外生活推進協会の子どもの野外教室のプログラムである、クノッペン、クニュータナ、ムッレ、ストローバレ教室を提供しています。そして、当協会には、最終的な目標が明確にあります。それは、幼児の頃から階段を登るように、最終的には、自然を大切にする行動をして持続可能な社会に貢献できる人を育成することなのです。
森のムッレ教室は、それぞれの年齢に合わせたプログラムで、少しずつ階段を登っていきます。そして5~6歳になると自然を観察し、自然の物が全てつながっていることを理解するようになります。ここで「森のムッレ」という架空の妖精を登場させるのは、ファンタジーの世界に魅力を感じるのが、この年齢期であるからです。
森のムッレは「自然を大切にしよう」というメッセージを持って登場します。この年齢期は親や先生から言われたことはあまり耳を傾けませんが、森のムッレが言ったことは、とてもよく聞きます。
つまり、森のムッレ教室は、子どもたちが自然の中で楽しく遊びながら自然に興味を持ち、自然を好きになる。そして、エコロジーの理解の基盤を築き、自然感覚を育むことが最終目的なのです。
森のムッレという架空の妖精が、自然の中に出かけることをより楽しく、スリルのあるものにしてくれるのです。そして、森のムッレと約束をして、ゴミを捨てない、動植物を大切にし、仲間と仲良くすることを学ぶのです。
そして、自然の中で遊ぶことは、心身の発達にとても良い効果があることから、森のムッレ教室の教育方法は、持続可能な発展のための教育、これからの教育と言えるでしょう。

[Q]「森のムッレ教室」を取り入れているのはどのような団体ですか?
[A]幼保連携型認定こども園、認可保育園、無認可保育園、幼稚園、環境NPO、子育て支援NPO、任意団体など、さまざまな団体で取り入れられています。

[Q]日本では、「森のムッレ教室」はどれだけ普及しているのでしょうか?
[A]日本では、兵庫県丹波市市島町に当協会事務局があります。兵庫県をはじめ、北海道、山形県、新潟県、東京都、千葉県、埼玉県、長野県、静岡県、岐阜県、愛知県、滋賀県、奈良県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、鹿児島県と普及しています。
また、保育園・幼稚園・幼保連携型認定こども園では、園の活動の一環として定期的に取り入れています。また、ボランティアのリーダーが週末に活動をしています。
2015年には、森のムッレ教室等を園の活動の中心にした「森のムッレ園」が誕生しました。
年間で参加している子どもの数は延べ1万人で、活動しているリーダーは約200人です。

[Q]森のムッレ教室に参加する子どもとリーダーの割合はどれくらいでしょうか?
[A]「森のムッレ教室」では、子ども8~9人に対して2人のリーダーの割合です。
日本の保育園・幼稚園・認定こども園では、小さいグループに分けて園の他の先生やボランティアのリーダーに協力してもらって活動をしています。

[Q]リーダーには、どうすればなれるのでしょうか?
[A]まず、「森のムッレ教室リーダー養成講座」を受講いただくことが必要です。
「森のムッレ教室リーダー養成講座」は、本部では毎年5月連休と、各地域で定期的にリーダー養成講座を開催しています。
また、県や市、各種団体が主催で開講することもあります。リーダー養成講座の講師は当協会から派遣しています。
くわしい日程は「リーダー養成講座の日程」のページをご覧ください。
講座参加者は、保育園・幼稚園・認定こども園の先生が一番多いのですが、子育て支援者や大学生、ボランティアで活動するお母さんやお父さんもいます。
講座修了者はリーダーとして、「森のムッレ教室」を開く資格ができます。
リーダーは、日本野外生活推進協会のリーダー登録者(年1回登録更新が必要)であることが条件ですが、その見返りとして、リーダーの自然の知識を高め、子どもにどのようにエコロジーを伝えるのかなどのノウハウ、また新しいプログラムの紹介をするためにステップアップ講座の受講、スウェーデンへのリーダー研修、スウェーデンで開発された最新教材によるリーダー活動のサポートを受けることができます。
園やリーダーの方々には、活動報告をしていただき、横のネットワークを広めていただくご支援もしています。

Q]安全への配慮(ケガや事故対策)はどのようにしているのでしょうか?
[A]「森のムッレ教室リーダー養成講座」の中で、危険を回避するため下見が大切であること、万一事故があった場合の応急手当、リーダーの心得などの指導をしています。 また、実際リーダーが教室を開くときには、リーダーの人数で対応できる教室生を募集すること、団体保険などに加入しておくことなどの指導をしています。
スウェーデン野外プレスクールの「ムッレボーイ園」では、30年間の間に手足の骨折事故があったケースは非常に少なかったということです。8~9人に対してリーダー2人の体制と毎回、同じ場所で遊ぶ、子どもが木登りする時など、大人が手を貸さないこと、棒を持って歩かせない、リーダーの目の届く範囲内で遊ぶなど自由な遊びの中にも安全を考慮したルールを設けていることが安全対策となっています。

[Q]障がいのある子どもたちも一緒に活動しているのでしょうか?
[A]スウェーデンでは、保育園の中で障がいを持った子どものアシスタントの先生がいるので一緒に活動しています。
日本でも、先生やリーダーのサポート体制をつくり、一緒に活動しています。

[Q]小学生はどのような活動をするのでしょうか?
[A]小学生には、ストローバレ教室(低学年)、フリールフサレ教室(高学年)があり、ボランティアのリーダーが課外活動、週末などに活動しています。
スウェーデンでは、野外保育園の延長で、野外生活推進協会の理念と活動を取り入れた野外小学校が11校あります。スウェーデンの学校のカリキュラムに沿っていますが、目標の達成方法が一般的な公立小学校と違います。野外小学校では、テーマを持ったプロジェクト活動が授業の50%を野外でする場合が多いという特徴を持っています。残りの50%の授業は室内で既存の教科書や自分で作成した教科書を使って学習をしています。自然と環境教育、野外教育を特徴とした小学校ということで人気があります。

[Q]「森のムッレ教室」の今後の発展の計画はどのようなものですか?
[A]「好きなものは誰でも大切にします」
ビジョンは、日本中の子どもたちが自然に出かけて日本のすばらしい自然を発見し、観察し、自然のしくみを理解し、自然を好きになってくれることです。また、自然は子どもの最高の遊び場所であり、心身の発達に最適で必要な場所です。 「森のムッレ教室」の活動が日本全国に広がり普及し、子どもができるだけ自然に出かけることができるようにすることが今後の発展の目標です。
そのためには、各地でリーダーを増やし、リーダーの活動を継続的にサポートができるようにすることです。また、保育士教育の中でも、教育の一環として取り入れてもらうことで、より多くの子どもたちが自然に出かけられるようになると考えています。
都心では、子どもの生活の身近なところでの自然が失われているため活動がしにくいという大きなハンディキャップがあります。森のムッレ教室の活動を発展させるためには、行政と協力して、子どもの身近な自然を残し、あるいは再生していくことが必要だと思います。
ムッレは自然保護のシンボルです。自然が保護するに値するのだという自然感覚を小さいときから理解し、心身の健康のために自然に出かけるライフスタイルが幼い時から築かれることを目的にしています。

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ムッレ教室を紹介するDVDができました。5分バージョンをご覧いただけます。

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(社)日本野外生活推進協会は、スウェーデン野外生活推進協会と提携し、この活動を推進しています。また、スウェーデン野外生活推進協会保有の特許使用権と、「ムッレ」の日本の商標登録を保有しています。
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