大学との協働
日本野外生活推進協会は、大阪大谷大学、京都女子大学、常磐大学、桜花学園大学等と協働をしてきました。
2015年に、大阪大谷大学教育学部の正課の授業、自然体験実践指導技術の授業において、森のムッレ教室リーダー養成講座を実施するにあたっての契約を結びました。
今後、他の大学からも、正課の授業で森のムッレ教室リーダー養成講座を実施する希望があれば対応ができるようになりました。
大学で、システム的に自然環境教育ができる若いリーダーが育っていくことは、日本の保育の質の向上にも、ムッレ活動の普及と発展にも大いなる弾みとなるため、今後の大学との協働に期待をしています。
企業との協働
日本野外生活推進協会は、三菱電機(株)と10年間、「みつびしでんき野外教室リーダー養成講座」を年に2回実施してきました。
この講座の目的は、三菱電機(株)が環境と社会貢献事業の一環として、社員の環境マインドを構築するための養成講座であり、内容は「森のムッレ教室リーダー養成講座」に変わりはありませんが、2014年10月17~18日 東京都の埋め立て地「夢の島」と「海の森」で開催された講座はかなり特徴的な講座でした。
三菱電機(株)が社会貢献の目的を果たすため、東京都の埋め立て地の利活用と都内の幼稚園と三菱電機(株)のコラボによる野外教室の合流を目的とした講座で、いつもであれば、最終日の午後にグループでリーダー役、子ども役に分かれて課題を発表し合うのですが、この回は、前日から養成講座で学んだことをフル活用し、受講者が野外教室を実践するという、講師も受講者もかなりプレッシャーの大きな講座となりました。30名の受講者が、6グループに分かれ、いきなり子ども達(80名・6グループ)と野外教室を実践するわけですから、大人対象の課題発表とは違って、緊張感あるれる野外教室でした。その結果、子ども達も受講者も忘れられない、時間となったようです。別れ際には双方名残惜しげでした。